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結婚相談所での失敗と対策

  • 第2回 

独身女性に対する周囲の視線が悩み

30代女性です。職場で女性はクリスマスケーキと同じだと言われました。少し前までは女性は25歳までに結婚するのが普通だったそうです。
 
 
そのため12月25日を過ぎたクリスマスケーキは半額セールになることと掛けて、25歳以上で未婚なら早く安売りしたほうがいいと。
 
 
悔しいのと自分が情けなくなって涙が出そうになりました。
  
 
 
失敗のポイントと正しい対応
気にする必要全く無し。昭和の話をしているだけです。平成は平成の新しい常識があります。
 
 
最新の平均初婚年齢を知らない愚鈍の者に対して聞く耳を持つ必要はありません。そういったカビが生えた古い情報しか持ち合わせていない殿方やご婦人には、最新の平均初婚年齢を知っていますか?と問い正したくなります。
 
 
厚労省発表の平成23年データによると、男性は30.7歳、女性は29.0歳となっています。基本的には今後も上がっていくでしょう。
 
 
こういった現状に対し、クリスマスケーキの話をすること自体がナンセンスで無知としかいいようがありません(回答者の私は男性です。念のため)。
 
 
今の時代についてこられない情報弱者に対しては、哀れみや慈悲の心を持って付き合ってあげましょう。セクハラで訴えることも可能ですが、ご自身の傷を広げかねないので慎重な判断が必要です。
  
 
 
解説
40代女性の婚活は確かに楽な状態ではないかもしれません。やはり男性側としては20代から30代を希望していますし、子供が欲しい方も多いので敬遠されがちですが、中には子供より良き伴侶のみを望んでいる方もいます。
 
 
長い人生において共に暮らす良き理解者、相談相手がいるのといないとでは大違いの人生ですから、落ち着いた年齢の方が最も適していると考えて参加されている方も多く、20代30代にはない魅力を持っている40代への注目は思いのほかと言ったら失礼ですが、かなりあるのです。
 
 
それなのに売れ残りと思い込み、婚活に尻込みしてしまうことは大変勿体ない話です。
 
 
今は年齢層を限定しての婚活パーティーも多く、それであれば事前にお互いの年齢層を承知の上での参加になるので、安心して挑むことができます。
 
 
また、婚活に勤しんでいる男性は目が肥えているので、ふとした会話の中にも相手を見抜く力があります。そのため落ち着いていて大人の魅力を醸し出す雰囲気を持った方、また立ち振る舞いが自信に満ちていて聞き上手である方であれば、カップリングする可能性は十分にあります。
 
 
売れ残りと揶揄されてしまうこともある世代であることは否定できませんが、たまたま良い出会いに巡り合えなかっただけで洗練された大人の魅力を持った女性なら、臆することなく婚活市場にエントリーするべきなのです。

 

 

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