お見合いパーティーの最初に行なう、いわゆるお見合い回転寿司で、自分では相手の印象に残るように会話に気を使っているつもりですが、直後の中間投票ではなかなか指名が入りません。
失敗のポイントと正しい対応
自分なりに誠意を持って相手と向き合っても、簡単には相手の印象に残りづらい。なぜならライバルも誠意を持って向き合うから。回転寿司の仕組み上、打開するのは簡単ではありませんが、コツはあります。
解説
この問題はよっぽどのイケメンさんや美人さんでない限り、多くの人が抱える悩みです。なぜならお見合い回転寿司は、一人当たり長くて3分程度、短いと1分なんてことも普通にあるからです。
これで次から次へと異性が変わっていくわけですから、印象に残してもらえないのも仕方のないことです。
自分では礼を尽くして丁寧にお話ししているつもりでも、ライバルも同じように接しているので、それだけでは他者と差別化はできません。
「常に笑顔で会話」これは基本です。あと「出会い頭に相手を軽く褒める」これかなり使えます。
選びに選んだファッションやメイク、髪型などを褒められることってかなり嬉しいものなのです。
次に大事なことは、プロフィールカードをキチンと作成することです。キチンと書かれたカードから誠実な印象を与えることができます。
どうせ話すからいいでしょ?と手を抜いてしまうと、印象に残らないどころか“いいかげんで適当な人”と悪い印象を与えてしまうこともあるので注意が必要です。
さらにこれは実際に体験者から聞いた話ですが、相手のプロフィールカードに書き込む行為(フルネームとか)。これは印象に残ったそうです。
自分へのテリトリーに急に踏み込まれると、一気に親近感を覚えてしまう効果が心理学的に実証されています。
中間投票でできるだけ多くの人を指名するという手もあります。
一般的な恋愛で同時進行はタブーとされていますが、お見合いパーティーでは別の話。
誰だって指名されて悪い気はしないですし、しかもたくさん指名したことなんて相手にはバレません。
たくさん指名をして、たくさんの人に印象を残してもらうという方法も有効です。
さらに女性ならブレスレットやペンダント、ネックレスなどのアクセサリー類や、スカーフやコサージュなどのファッション小物類で、ちょい足しコーディネートするのもよいでしょう。
「○○を身に着けた女性」と印象に残りやすくなります。ただし、あまり派手なものは逆効果になります。上品で清楚なものが効果的です。
まれに遅刻をして目立とうとする人がいますが、絶対やってはいけません。
パーティーの進行が妨げられてみんなに迷惑が掛かり、参加者から「だらしない、ルーズな人」と悪い印象を与えてしまいます。
キャンセル扱いをされてキャンセル料を請求されるケースだってあるのです。
異常をまとめますと、まずは笑顔+相手を褒めること、これは必須です。
それ以外で上記に挙げた例で自分に合ったものを取り入れて、お見合い回転寿司に臨みましょう。
お見合いパーティーにはいつも友人と参加しています。どうもイマイチ感触が良くありません。なにがよくないのでしょうか?
失敗のポイントと正しい対応
複数人での参加には、安心というメリットはありますが、それ以上にデメリットのほうが大きい。複数人が必須という条件がない限りは単独で参加するべきです。
解説
お見合いパーティーに友達同士で参加するケースは、特に女性に多くみられます。
一人だと恥ずかしい、心細い、といった悩みが解消されるのが最大のメリットです。
また、自分はカップルになれなくても、一緒に参加した友達がカップルになり、相手方もグループで参加していたため、その後2次会に行って仲良くなるという話もよく聞きます。
次にデメリットを述べます。
話したい人がいても友達に遠慮してしまい、一人では話しかけにくいことがあります。
また、好みの異性がカブってしまった時のリスクもあります。これは気まずいです。
もしどちらかがその方とカップルになってしまったりなんかしたら、友情にヒビも入りかねません。
特に女性は友情より愛情を取る傾向にあるといわれています。普段から好みがカブらない友達がいれば、そのリスクも回避できるのですが。。
もっと深刻な問題は、一人で参加している異性からは声を掛けられる可能性が非常に低くなることです。
グループの中から一人だけに「ちょっとお話いいですか?」とは、なかなか言ってもらえません。
かといってグループの輪に入り一度に何人もお相手することもできないので、結局同じように一人参加している異性に向かってしまいます。
男性は一人参加が多いので、当然一人参加の女性が有利になってしまいます。
こういったことでカップル率が下がってしまうのは主催者側から見れば好ましくないことなので、「一人参加限定」のパーティーも多く開催されているのです。
ですが、これについては対策はあります。会場の前で別行動を取るのです。
そして会場内では他人を装って活動をします。他人のフリをしていても同じ会場内に知り合いがいることで、ある程度の安心感は持てるでしょう。
以上の点を踏まえて、どちらで参加したほうが得策なのか、ご自身で判断してみてください。